9月23日の日記

適当な気持ちで授業を受けに行った為に5限と6限の教授が初日からフルに頑張ってくれちゃったことに意表をつかれ、何気に結構疲れる。

「ローマ人の物語」塩野七生
読みたかったんだけれど、機会がなくてパスし続けていたんだけれど世界不思議発見のポンペイ特集に後押しされて読み始める。作者の視点とともにローマの発展を追っていく構成なんだけれど思わずローマ人の頭の良さに唸らされてしまう。征服した民族の同化吸収が旨いからあれだけ大きくなれたんだなあと。あとはギリシャとかカルタゴとかの地中海沿岸の都市の話とかも盛り込まれていてすげー面白い。歴史の教科書もこれぐらいの内容があればもっと歴史に興味を持てる人間が増えるんだけれどねえ、なんてゆーか子供が勉強したがらないのって教科書が詰まんないからだよなあ、やっぱり。
しかしこの人、田中芳樹が中国を好きなくらい地中海が好きなんだなーと思う。